私と教会『教会は私の実家』

 生家のすぐそばは教会だった。ごく自然に子供向けの日曜学校に通った。毎週休まずに喜んで通った。特にクリスマスやイースターが楽しかった。両親も止めなかった。成人したので洗礼を受けようとしたとき、意外にも両親は猛反対した。悩んだ末に、私は内緒で受洗した。やがて、クリスチャンの男性と結婚に導かれ、子どもも与えられて家族そろって教会に通っている。その間に、実家の家族が次々に病気で倒れた。両親は介護の中でイエス様を信じて救いに預かった。とても不思議なことだった。実家は跡継ぎが絶えてなくなってしまった。しばらくは寂しい時もあったが、イエス様の愛を信じ、教会の方々との深い温かい交わりを楽しみ感謝する時、教会こそ心の休まる私の実家だと感じている。教会に繋がっていたからこそ、どの様な道を歩いても恵み豊かな日々があると、心から感謝している。(50代 女性)