聖書から「クリスマスの物語」

「 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」 マタイの福音書1章21節
上記の言葉はクリスマスの意味をはっきりと伝えています。イエス様は、人間をその罪から救うためにお生まれになったのです。クリスマスの季節になり、町中クリスマスソングが流れています。ラジオで今人気のあるクリスマスソングがいくつか紹介されていました。その内容を聞いていると、イエス様について一言も言及されていませんでした。イエス様抜きのクリスマス、それはとても残念です。
さて、真のクリスマスの物語とはどのようなものでしょうか。それはベツレヘムの馬小屋の飼い葉おけで終わるものではありません。飼い葉おけから始まり、十字架を経て、復活して栄光にたどり着くイエス様の物語です。世界で初めてのクリスマスのとき、天の使いは羊飼いたちに現われて、救い主イエス様の誕生を告げました。そのとき、天の使いは、クリスマスが「すばらしい喜びの知らせ」だと告げました。しかし真のクリスマスの物語を知るためには、「良い知らせ」の前に「悪い知らせ」があることを覚えることです。それは「人間の罪の物語」です。
上記の聖書の言葉に、「民をその罪から救う」とあります。クリスマスは人間の罪の物語から始まります。そしてその罪から救う救い主がいなければ真のクリスマスにならないのです。聖書の確信は、すべて人間がその罪のゆえに霊的に死んでおり、失われた存在だということです。自分の力や努力では罪から救われることができないのです。それゆえ、神は神の御子イエス様をこの地上にお与えになったのです。イエス様は十字架において私たちの罪の身代わりとして死んでくださり、そして復活されて、罪の赦しと永遠の命を与える真の救いを私たちに備えてくださったのです。しかもイエス様を信じる信仰による救いをすべての人に与えてくださったのです。クリスマスは救い主イエス様を心にお迎えする時です。(牧師 笠川徹三)


